どうも、のりまき、です。
ブログの更新がなかなかできず焦りまくっている、、、今日このごろです。
さて、今回はこれから日本語学校に日本語教師として応募しようと考えている方向けに「履歴書」を書くにあたっての注意点をお伝えしようと思います。
とはいえ、履歴書の書き方なんてそれこそ様々な媒体から、それこそ山のように書かれているわけなので、基本的な書き方などはそういったものをご参考いただくとして、本記事では日本語学校に特化した履歴書の書き方について的を絞りに絞ってお伝えします。
- 今まさに日本語学校応募用の履歴書を書いている方。
- 国内で日本語教師として働きたい方。
- 日本語学校の採用担当者が履歴書のどんなところを見ているのか知りたい。
履歴書に書いてはいけないたった1つのこと
では、いきなりですが問題です。
日本語学校の採用担当者になったつもりでお考えください。次の履歴書の一部を見て何かおかしな点があるのにお気づきでしょうか。解答時間は5秒です。
そして、それこそが履歴書には書いてはいけない、たった1つのことです。
では、どうぞ↓
お分かりでしょうか。それでは正解です。
履歴書には書いてはいけない、たった1つのことそれは履歴書の免許・資格欄に「日本語教師資格」とだけ書くことです。
えっ、当たりまえでは?という方、本記事から離脱していただいて結構です。
えっ、どうして?どこが?という方、もうしばらくお付き合いください。
採用担当者は履歴書のどこをまず見るのか。
まず採用担当者が応募者から送られて来る履歴書のどこをまず確認するのかというと、一にも二にも「資格の有無」です。資格といっても運転免許の有無ではもちろんありません。
日本語教師としての資格の有無です。
では先ほどの問題にあった「日本語教師資格 取得」の何がまずかったのか。
それは、そもそも「日本語教師(資格)」などという名称の資格は存在していないからです。
ここで日本語教師になるための資格を確認しておきます。
- 大学/大学院において日本語教育を主専攻として修得している
- 大学/大学院において日本語教育に関する科目を26単位以上修得している(副専攻)
- 大卒(日本語教育以外)かつ420時間の養成講座を修了している
- 日本語教育能力検定に合格している
2023年時点では上記のいずれか1つをクリアしていなければ、日本語教師にはなれません。
日本語教師になれないというか、正確に言うと「日本語学校が入国管理局に対して自校所属の日本語教員として登録することができない」ということです。
つまり、日本語教師という名称の資格はないが、日本語教師になるための資格は複数あるということです。なので応募者が例えば日本語教育能力検定に合格しており、それをもって日本語教師資格と書いているのか、はたまた420時間の養成講座を修了していることをもって書いているのか日本語教師資格取得だけでは判別できないということです。
また、たいていの場合こういう書き方の応募者は、検定なのか養成講座なのか書いていないことが多いため資格の有り無しが本人に確認するまで分からないのです。
要するに応募者として採用担当者に手間をかけさせているわけです。
さらには、大学自体を卒業していなかったり、養成講座は出ているものの短大卒であったりと日本語教師としての資格自体満たしていないこともあったりします。
これはダメです。
特に今は日本語教師の資格自体が大きく変わろうとしている真っただ中です。(例の「登録日本語教員」というやつですね。)
資格を書くときは慎重に正確に書きましょう。
正しい「履歴書の書き方」
それでは、どう日本語教師としての資格をどう書くべきなのか。一例をご紹介します。
れい)大卒(学士)で専攻は非日本語教育。資格として養成講座&日本語教育能力検定に合格している方の場合↓
ポイントは養成講座修了の場合、その養成講座名(学校名)まで書くことです。
また大学で副専攻だった方なら、単位数まで書くと高評価です。もしくは副専攻であることがはっきりと分かるように書くことです。
繰り返しになりますが、資格を書く場合は正確に書くことをおススメします。
まとめ
履歴書に書いてはいけないたった1つのこと、まとめると「資格を書くなら正確に書け」ということです。特に今は、超のつく売り手市場です。
…が。
だからといって、適当に書いていてはダメなのです。
もっともご本人にそのつもりがないというのが一番の問題なのかも、ですが。。。
どうぞ有意義な就職活動を!!