教案の書き方が全て分かる。教案作成の考え方・書き方を徹底公開!!

こんにちは。のりまき。です。

日本語教師を日々悩ます最大の存在ともいうべき教案作り。

新人のころは1課作成するのに、8時間~12時間、ひどい時にはズルズル丸1日かけて書いていたこともありました。

それだけ、時間をかけて作った教案なのに、授業ではダダずべり。挙げ句、学生からの質問には答えられず、ただただ沈黙の時が流れるという、いわゆる授業事故。。。

あなたにはそんな思いはして欲しくない。断じて。

今回は、そんな教案を作る上での大事な考え方と実践的な書き方をご紹介していきます。

最後までお読み頂ければ、もう教案作成に迷うことはありません。

それではいってみましょう。

ダイジェスト版のような感じで書いてみました

こちらもどうぞ。

もくじ

Lesson0、まずは教案の共通理解をしておこう。

教案は、最小の授業計画のことで、授業における台本の様なものです。

T:みなさん、先週の日曜日どこへ行きましたか?

S:どこも行きませんでした。…T:どこも行きませんか、では家で何をしましたか?

S:ゲームをしました。。。

T(teacher)、S(student)

みたいな感じです。

授業をどう進めて行くか、展開するか、時間配分をどうするか、難しい表現を使っていないか、などを教師と学生とのやりとりの中で書き起こしていきます。

この記事における教案では、初級で、かつ現在もっとも多くの日本語学校で取り入れられているシラバス(=授業計画)である構造シラバス場面シラバスの両シラバスにもとづいた教案の書き方を扱います。

教授法で言えば、「コミュニカティブ・アプローチ」です。

※中級以上はまた別記事で書いていきます。

構造シラバスとは。別名文型シラバスともいいます。文字通り、言語の構造に着目されていて、最初は易しく、徐々に難しくなっていきます。また練習を繰り返すことで文型の理解を目指していて、基礎から着実に力をつけさせたい指導に向きます。ただ、機械的で訓練に近い感じです。会話力は後回しって感じです

場面シラバスとは。構造シラバスとは対照的に、とにかくすぐに会話に生かしたい、日本語でコミュニケーションを取りたいという学生向きの指導法で、目標とする文型が日常的にもっとも使われている「場面」から整理されたものです。

Lesson1、教案は書く前に決まる⁉押さえておきたい3つのポイント。

それでは教案作成!といきたいところですが、その前に最低限、押さえておきたいポイント3つをご紹介。教案作成する上での考え方です。

この3つのポイントを事前にやっておくかどうかで教案の出来や、作業時間が決まりますので、ぜひ押さえておきましょう!!

ポイント1、教材(文型)分析は「核」を押さえておけば良い。

これは教案作成における考え方のお話です。

ときどき文法分析に命をかけている先生を見かけることもありますが、そういった方の授業をちょっと覗いてみると、語っているほどの熱量が実際の授業では感じられず、学生も結構な割合で寝ていたりします。

文法分析は日本語教師にとって、必須の作業であり分析なしに教えることはできません。「分析なしで教える」ということを例えれば、酒席で仲良くなった外国人にジェスチャー交えながら、何となく分からせたつもりにするのと同じです。

少なくとも日本語の専門家を名乗る以上は、対象を理解させられることは最低条件です。

ただ、です。

少し考えてほしいのですが、日本語教師は確かに「日本語の専門家」ではありますが、それは正確ではありません。

ここで日本語教師を正しく定義付けしておきます。

日本語教師とは「外国人に対して外国語としての日本語を教える専門家」ということです。

日本語学を専門にしている大学教授とはそもそも訳(方向性)が違うのです。

簡単に言えば、「日本語教師とは外国人に日本語を上手に教えられる人」ということです。

分析はあくまでインプット。

大事なことは、言うまでもなくアウトプット=教えること、です。

日々、アウトプットしていく中でより良い教え方、伝え方を研究していきましょう。

ポイント2、誰に教える?対象をとにかく明確にしておこう。

当たり前の事ですが、誰に教えるのかその対象が明確になっていないといけません。

初めのころは、とにかく教案を作ることに精一杯で肝心の学習者が見えなくなることはよくあります。

最低限、以下の点は把握しておきましょう。

対象の学習者の…

◆国籍は? 漢字圏(中国・韓国)なのか?非漢字圏(ベトナム・ブラジル)なのか?それとも混成なのか? 

👉どの程度、漢字で提示できるかの判断になる。話題選びの基準にもなります。

◆学習者のレベルは? どゼロ?超級?

👉教師のトークレベル(どの程度日本語で話せるか)やどこまで発展練習をさせられる かが分かります。

◆人数は? プライベート⇔クラスレッスンではそもそも教え方から違ってきます。

👉話題選定の基準(大人数)一般的な話題 ⇔ (少人数)個人的な話題

◆年齢構成は? 10代中心?20代?30代以上?みんないっしょ?

👉話題選びのヒントになります。

◆目的は? その学習者の最終的な目標は何か?進学なのか。就職なのか。ビジネス利用か?

👉ここでの目標はそのときの授業のゴールではなく、最終的な目標です。日本での進学(大学、専門学校など)を考えているなら、受験に関する内容などチェックしておくと良いです。

◆性別 クラスを構成する男女比はどうなっているのか?

👉話題選びのヒントになります。

◆クラス内(学習者)に特徴的・個性的な学生はいないか?

👉クラスにおもしろ学生がいれば、極端な話その学生を軸に授業展開ができたり教案の場面設定(次項)にも活用できたりと良いことずくめ⁉です。

ポイント3、学生の身の回りで起きていることは何か把握しよう。

学生の身の回りでいま何が起き、流行っているかを知っておくことは、場面設定に非常に役立つからです。場面設定の具体的なお話はLesson2でしていますが、たくさんのネタを持っていることは強力な武器になることは間違いありません。

そのため、学生の周辺情報はできるだけたくさん知っておくと良いです。

初めてそのクラスを教える時など、なかなか学生の個人的な情報が少ないときも、下の項目の中から何か場面につながりそうな出来事はないか探してみましょう。

👉いま学生の間でどんなことが、流行っているのか。何に夢中になっているのか。

例:アニメ、ゲームなどのポップカルチャー、アイドルなど

👉どんなイベント(行事)が近々行われるか。

例:学校の課外活動、バレンタイン、ハロウィン、国際的なスポーツイベント、一時帰国(学生が自国に帰る事)などなど。

👉進学/就職関連ではどんなことがあるか。

例:大学受験、日本語能力試験、就職面接などなど。

👉日常生活ではどうか。

例:アルバイトは何をしているのか。

👉いま話題になっているニュース(日本国内・世界)には何があるか。

ニュースも導入として、特に中級レベル以上ではよく使われます。ただ、ニュースで導入する場合は気をつけなければならないこともありますので、それはまた別の記事にまとめたいと思います。

ここでお伝えしてきたことは、知らなくてももちろん授業はできます。

せっかく書いた教案ですが、気が付けば教師の自分語りになっていたり、自己満足で終わっていたりすることはよくあります。

とにかく学生本位。満足度を高められるような授業がしたければ、ぜひ押さえておくべきポイントです。

Lesson1、まとめ

ここでは教案を書く際の下準備、考え方についてお話して来ました。

まとめると文法分析は核となる部分だけをまずしっかり押さえておき、実際の授業でトライ&エラーを繰り返しながら、ガシガシ書き直し・修正していきます。

さらに誰に対して日本語を教えるのかを明確にイメージしておく。

そして学生の身の回りではいまどんなことが起きているのか常にアンテナを張っておくことが大切です。

以上「教案を書く前に押さえておきたい3つのポイント」でした。

…とはいえ、最初はものすごーく面倒に感じるかもしれません。

でも慣れて習慣化できたら、カリキュラムを見ただけで、教案のイメージ・構成が出来てしまい、あとは実際に文字に起こす作業だけ。なんてことにもなります。

そして、自分のものに出来たら、あなたなりにアレンジを加えていけば良いと思いますよ。

Lesson2、教案は「場面」で決まる!!

管理人的に教案作成において一番大事だと思っている「場面設定」について、Lesson2では深掘りしていこうと思います。

なぜ場面設定が重要なのか。その理由は3つあります。

その1、場面設定は教案の「肝」。これが出来れば、教案作成はもう終わり⁉

「場面」

これさえ考えられれば、実際の教案作成はもう終わり、の70%は、終わったも同然、残りの30%はひたすら作業になります。

教案作成になぜ時間がかかるのか。

それは、導入文型に対してもっとも適当な場面を考えだすことが非常に重要だからです。

教案には型(=流れ)があり、その型に落としていく・当てはめていくこと(=作業)はある程度、慣れてくればそれほど大変なことではありません。

しかし、その型の1要素である場面設定には、一番頭を使います。使うことになるはずです。

Lesson1のポイント2・3もこの場面設定を考える上での一つの材料と言えるでしょう。

ところが、この大事な大事な「場面」。模擬授業などを拝見しているとそもそも場面なんて全くない、という方や逆に次から次へ場面がころころ変わっていく方がいらっしゃいます。

全くないという方に関しては、分析して分かったことをただ伝えているだけにしか見えませんし、ころころ変える方は自信のなさを場面展開していくことでごまかしているように見えてしまいます。

その2、場面に余計な言葉(説明)はいらない。

例えばです。

何か感動的なシーンに出会ったとき、多くは語らない、語る必要がないことってあると思います。

授業における場面も、同じです。

はっきりと学生たちにその文型を使う場面をイメージさせることが出来れば、極端な話、教師の説明など必要ありません。

教師の説明を最小限に留めること。留められるか。ごく簡単に言えば、どれだけ教師がその授業の時間、話さずに済むか。(←手を抜くということでなく…)

「この文型はこんな意味で、こういうとき使うんだよ。そしてこれには例外もあってね。それは、こんなときでね。」みたいな。

あたかも大学の講義のような形で、しかもまだ習っていない表現のオンパレードで教えている方もいます。文型をイメージ(場面)ではなく、理論(説明)で分からせようとすると、ただただ学生にとっては苦痛なだけです。

もちろん、説明が一切いらないということではありません。ただ必要最低限に押さえることはできるということです。

「初級こそ教師は話さない。」という感覚が大事です。

その3、学生が理解しやすくなる。

導入文型を実際に使っている場面を具体的にイメージをさせることが、学生に理解を促す1番効果的な方法です。

さらに言えば、その場面も学生にとって身近なものであればあるほど、良いわけです。

教案を書く際には、学生の立場に立って考えることが大事だということです。

「学生を思い浮かべながら」書くと失敗は格段に少なくなります。

学生が今どんなことに興味があり、どんなことに苦労をしているのかを考えるようにするだけでも変わってくるはずです。

Lesson2、まとめ & 鉄板の導入場面3選!!

Lesson2「場面の重要性」のまとめ。教案作成においては場面設定が最重要!

場面さえしっかり設定できれば、あとは作業をするだけ!という感覚。

適切な(教える文型が日常よく使われていそうな)場面を明確にイメージさせられれば、教師の説明は不要。結果、学生の理解度、定着度も増していく。

講義形式で説明一方の授業は「即」止めましょう。

では、おすすめの場面とは一体どんな場面なのか。鉄板3選をご紹介。

1、アルバイトや塾など日常生活。

2、クラス(ルーム)メイトや恋人などの人間関係など。

3、「食」に関係する場面。

特に「食」に関しては授業と直接関係なくても、普通に話題として外せません!

Lesson3、【決定版】教案作成の具体的手順

いよいよ、教案作成の具体的手順についてお話していきます。

教案を書く上での考え方はすでにお伝えして来たとおりです。もう一度確認だけしておきましょう。

1、教える文型の分析は済んでいますか?「核」となる部分でOK。

2、教える対象である学生についてどこまで把握できていますか?

3、いま学生(あなた)の身の回りで起きていること、話題になっていることは何かありませんか?

さらに、この実践編ではもう1つ注意しなければならない点を加えておきます。それは

教案を作る上ではこれまでに習った文型・表現・単語で、作る」という大原則です。

例えば、みんなの日本語第14課「て形」の教案を作る!となったとき、その完成した教案上には、13課までに出て来た文型、語彙、表現しか書かれていない。となっていなければなりません。

そんなこと、当たり前では!?と思われるかもしれませんが、実はこの大原則出来てない人、結構多いです。わりと人生経験を積まれた方ほどその傾向が…。

【 お題 】みんなの日本語17課「~ないでください」で作ってみよう!

では、どんな文型で教案を書いて行くか。ですが、せっかくなので日本語学校の模擬授業で取り上げられることが多い「みんなの日本語」の17課「~ないでください」にしたいと思います。     上記の1~3はもう済んでいる前提です。

👉模擬授業では他に、14課「て形~てください」や19課「た形~たことがあります」もよく出されますよ。

  ★みんなの日本語Ⅰ第17課「~ないでください」★ 
  ※JLPT(日本語能力試験)N5文型 

  導入文型:~ないでください

  練習A-1 【ない形】

  練習A-2 【ない形】+ないでください

  練習B-1、2

  練習C-1

★教える対象、学生のことですがもちろん、設定しておきましょう。大事なことです。

中国、韓国、ベトナム、タイなどアジア圏の混成クラス20人。男女比は6:4。

年代は20歳前後。日本での大学、専門学校への進学を希望している。

ステップ1、「例文」を10個、書きだしてみよう。

これまで散々しつこく場面、場面と言って来ましたが、その「場面」を考える上でもまずは、例文を思いつく限り書き出してみましょう

ここでのお題は、17課ですので文末が「~ないでください」となる文です。

あまり学生のことは気にせず、思いつくままで大丈夫です。まずは、10個作ってみましょう。では、どうぞ。

どうでしょうか。さささぁっと10個ぐらいはすぐ思い浮かんだでしょうか。意外と難しかったという人もいるかもしれません。

例えばです。

  1. 館内では写真を撮らないでください。禁願
  2. すみませんが、ここから先へは入らないでください。禁願
  3. みなさん、明日は宿題を忘れないでくださいね。
  4. 先生のことは嫌いでも、学校のことは嫌いにならないでください。
  5. ただの風邪ですから、心配しないでください。
  6. 彼のいうことなんか信じないでください。禁願
  7. 今晩はお風呂に入らないでください。
  8. よくあることですから、気にしないでください。禁願
  9. そんなに、脅かさないでくださいよ。
  10. たくさんありますから、遠慮しないでください。

こんな感じで結構です。とにかく書き出すことが重要です。中には文法的に間違ったものがあっても構いません。

ここでは10個作ってみましたが、実際はできるだけたくさん書き出してみると良いです。質<量です。思いつくままにいきましょう。

そして、書き出した10個の例文の中から、授業で使えそうなもの=場面を表す文としてふさわしいもの2~3に絞っていきます。

絞る過程で重要な視点は3つ。

  • 文法的な誤りはないか。

量をこなすとつい非文を作ってしまいがち。

  • 話し手、受け手が明確になっているか。

 ➔【誰】が【誰】に話しているか明確である方がイメージしやすいです。

  • 学生にとって適当かどうか。(日本語力、例文の示す場面)

 ➔その表現、学生のレベルに合ったものになっていますか。

  • 例文から場面を想起させることがで容易か。

 ➔その場面でよく言う・言われる・言いそう。と誰もが思う表現です。

  例えばこんな感じです。

例:明日、宿題忘れるなー!

 
➔場面:(小学校の)教室で若い男性教諭が児童に向かって注意を促している。

さて、先に挙げた10個の例文を2~3に絞るなら、あなたは何を残しますか?

👉全てダメという方は、他サイトへどうぞ。

どうですか。

恐らく➀・②・③・⑤・⑦あたりではないでしょうか。そうなるような例文ということもあり ⑧、⑩はよく日常よく使われますが、語彙(遠慮・気にする)が難しくこのレベル帯の学生向きではありません。もし教えるとしたら文型というより表現として教えることが多いですね。

結局、文のレベルや学生にとって適当か。という点で絞られるでしょうか。

➀館内では写真を撮らないでください。

👉館内がどこかはさておき、係員が見学者に注意している場面は想像できますね。

②すみませんが、ここから先に入らないでください。

👉ここも実際の場所がどこかはさておき、関係者が来場者(客)に注意している状況がイメージできます。

③みなさん、明日は宿題を忘れないでくださいね。

👉これはもう説明不要、教室で教師と学生のやりとりです。

⑤ただの風邪ですから、心配しないでください。

👉心配してくれた教師・知人に

⑦今晩はお風呂に入らないでください。

👉病院でお医者さんに言われたのでしょう。

ステップ2、導入文型を決めよう!!

さて、こうして書き出した例文の中から、選び抜いた文。

それこそが「導入文型」となります。

基本的に導入文型は1つなので、上記の例文4つの中から最終的な1つを決めます。

では。

あなたなら4つに絞った例文の中から最終的にどの文を導入文型にしますか。

館内では写真を撮らないでください。

すみませんが、ここから先に入らないでください。

ただの風邪ですから、心配しないでください。

今晩はお風呂に入らないでください。

👉全てダメという方は、他サイトへどうぞ。

管理人なら、「館内では写真を撮らないでください。」でしょうか。

どれでも構わないのですが、その後の展開を考え場面的に広がりそうなこれを選びます。

ただ、この文、そのままでは使えないので、最終的な導入文型としては…。

ここで写真を撮らないでください。

とします。

なぜそのまま使えないか。お分かりですね。

👉分からないという方、他サイトへどうぞ、どうぞ。

ステップ3、「場面」設定をしよう。

導入例文も決まりました。ここからいよいよ場面を設定していきます。

では、「ここで写真を撮らないでください。」という例文からイメージできる場面とは、一体何でしょうか。どこで使われそうですか。

深く考えずぱっと、すぐ思いつくところを挙げてみましょう。

映画館、劇場、美術館、博物館、図書館、病院、…線路内(撮り鉄)などなど

撮り鉄のマナー許せないんだ!!という方、気持ちは分かりますが、導入に持って来るのは止めておきましょう。

どうでしょうか。「映画館」「美術館」、「図書館」あたりではないでしょうか。

あなたにとって、一番近しい場所は⁉基準で選べば良いでしょう。

今回は、美術館で行くことにします。

その理由は3つです。

  1. 美術館に行ったことがない人はいても、知らない人はいない
  2. 美術館におけるマナーは説明せずとも大体各国共通である(特にアジア圏)。
  3. 美術館に関する予備知識は既にあるため、場面についての勉強をしなくても良い。(教師側)

※つまり、映画館でも、図書館でも同じです。

ちなみに管理人は「映画館」で入れました。その時々の映画を話題として持って来られるので、お勧めですよ。

場面が決まったら、次はその場面を細かく設定していきましょう。

【設定項目】

➀場面に登場する人物

➔性別・年齢・国籍・関係性(2人以上※2出て来るなら)

➔導入文型を話すのは誰かを決める。~ないでくださいは誰が使うのか?

今回なら監視員でしょう。

②場面における場所について

➔美術館といっても、都区内には色々あるわけです。美術館といえばここ!と言えるようなところ、または学校の近くにある美術館でも良いかもしれません。

もっと分かりやすく言うと、例えばファミレス。ファミレスといっても、デニーズ、ガスト、サイゼリヤ…数あります。

あなたにとってファミレスといえば、ロイヤスホストの一択!!かもしれませんが、対象である学生がそうとは限りませんよね。

※1 ここで決めた項目の詳細は、全て学生に明示するわけではありませんが、具体性を持たせた方が良いです。

※2 1人称で進めることが多いので、私以外の誰かということです。

場面設定に関して、1つ大事なことを。

👉場面は、日常生活のありふれた1コマで良いです。誰もがすぐ思いつくような場面でなければなりません。

決してオリジナリティを出そうとしてはいけません。

奇をてらった場面導入で学生の気を引こう!!。。。即、止めましょう。

➔学生は誰もついて来ず、授業事故の元になるだけです。

ステップ4、教案の型(流れ)に沿って作業しよう。

ステップ3まで(導入例文・場面設定)進めることが出来れば、70%までは終わったも同然です。

なぜならあとは型に当てはめ作って行く、言ってみれば作業に近いものだからです。

この「型=流れ」は、とにかく教案を書いていくことで自然に身についていきます。

【教案の型】


0、ウォームアップ

1、場面導入

2、導入例文提示

3、文型の意味確認・整理/ない形導入・指導

4、練習(ドリル)

※1文型について1~5を繰り返す。

リアル教案

では、これから実際の教案の中で型を具体的に見ていきましょう。

0、ウォームアップ

授業に入る前のまずは準備運動です。テレビ番組の収録前に客席を温める若手芸人よろしく、クラスの雰囲気を温めてあげましょう。とはいえ、笑いを取る必要はありませんので、ご安心ください。

何かしら、話題を振って学生の反応を見てください。

ウォームアップにおける話題例:

・先週~今週~来週の学内・学外のイベントについて。

・昨日、今日、今後の天気について。雪が降った、大雨だった、台風が近い…。

・最近話題になっているニュースについて。

・大型休日の感想など。春休み・夏休み・GW・連休中の過ごし方について。

それから「みんなの日本語」で言うと6課くらいまでは、特にウォームアップの必要はありません。理由はウォームアップ以前に学生自身が日本語で表現できないからです。

では、たった1課違いの7課なら良いのか…。良いんです。それは、6課の学習で動詞を勉強することになりますので。

動詞が入ることにより、一気に表現できることも増えてきます。

1、場面導入

「場面導入」ですが、既に場面「美術館」と導入文型「ここで写真を撮らないでください」は決まっています。なので、その2つにどうやって学生を上手く誘導できるかがポイントでありです。要は話の展開、持っていき方ですね。

ここで大事なポイント。あくまで導入文型である「~ないでください」を言うのは学生だということです。

【場面導入編:美術館】

T:みなさん、今週はお休みが4日ありますね。何をしますか(どこへ行きますか)

S1:アルバイトをします。

T:ずっとアルバイトですか、大変ですね。S2さんはどうですか?

S2:~へ行きます。

T:~ですか。いいですね。

 (一人一人に話を振っていく。)

T:わたしは今度の日曜日、ここへ行きます。

 ※ここで美術館の【絵カード】提示

T:ここはどこですか? 

👉簡単な質問でも、とにかく学生に答えさせること。

S:美術館です。

T:そうです。美術館です。東京で有名な美術館を知っていますか? 

S:いいえ、知りません。

  はい、~です。

T:みなさんは、もう日本の美術館へ行きましたか?国ではどうですか?

S:いいえ、まだです。

 はい、もう行きました。

👉ここまで背景知識を確認。

T:では、見てください。美術館の中です。

👉場面導入です。この展開を少し急に感じられた方は、前段の美術館のやり取りを続けても良いかもしれません。が、大事なのはここからなので。サクッと展開。

 ※ここで館内の様子を表した【絵カード】提示

👉この絵カードには「写真を撮っている人」、「飲食している人」、「大声で話をしている人」など明らかにおかしいだろっ!と突っ込みを入れたくなるようなもの、分かりやす~いものがいいですね。

T:この人どうですか。何をしていますか?

S:写真を撮っています。

T:写真を撮っていますね。美術館の中で写真を撮ってもいいですか?

👉選択の余地ない、二者択一。もう明らかに、ダメ、あるいは、良い。としか答えられない様な、問いかけをする。これは、導入文型の「フリ」にもなります。

S:いいえ、だめです。

T:そうですね。だめですね。美術館で写真はいけませんね。

 では、みなさん。みなさんは美術館の人です。

👉ここで初めて、人物設定をします。間違っても学芸員です、とか監視員です。とは言わないように。というか別に言ってもいいのですが、その場合はきちんと語彙として別個指導してくださいね。また人物を細かく設定していましたが、学生に伝える必要はありません。

以上で場面導入は終了です。今、どういう場面・状況なのかが強くイメージできるような展開で、かつ半ば誘導尋問のように学生を導入文型まで導いていきます。

でも、あまり強引に持って行こうとすると、まず学生はついて来ませんので、注意が必要です。

【文型導入編】

2、導入例文提示

では、続けて導入文型の提示にいきましょう。場面導入から導入文型までは一気に詰めていきましょう。

ー 続き -

T:そうですね。だめですね。美術館で写真はいけませんね。

 では、みなさん。みなさんは美術館の人です

T:写真を撮ります人を見ました。どうしますか?

 美術館の人は何を言いますか?

👉この問いにより、学生が日本語でどう言うべきかを考えます。そして、これまで習った表現で回答しようとします。よって、以下の様なパターンの回答になることが多いです。

S:写真ダメです。

 →パターン1 実際の返事として一番多い。そして、この回答を引き出したい。

   写真を撮ってはいけません。

 →パターン2 模擬授業などでいやらしい常勤講師がよくして来る。

   写真を撮らないでください。

 →パターン3 よくできる韓国、中国学生などが事前に勉強して来ている場合。

T:そうですね。美術館ですから、ここで写真を撮らないでください。

 ※言いながら、板書。または文字カードを提示する。

導入文型:ここで写真を撮らないでください

👉導入文型の提示。ポイントは、学生には間違っても構わないので自発的に答えさせること。教師は間違った表現をすぐに訂正することはせず、正しい表現を直後に被せる感じにすると良いです。

この手順はぜったい間違ってはいけません。

★Tの問い→Sの誤回答→その場で訂正・指摘しないが、すぐ正答を示す★

3、文型の意味確認・整理

ここまでの1、2が教案上の肝で、大変なところです。ここからは、教案を書くにあたって分析してきたことを学生向けに書き出す作業です。慣れてくれば、パターン化してきます。

文型の意味整理・確認/ない形導入・指導編】

ー 続き -

導入文型:ここで写真を撮らないでください

T:見てください。みなさんは、男の人に言いましたね。写真を撮らないでください。

👉誰が誰に言ったか再確認する。みなさん(美術館の人)、男の人(お客)。

T:では「(写真を)撮らないでください。」はどんな意味ですか。

S:写真撮ります。ダメです。

T:そうです。写真撮ります、ダメですの意味ですね。この「~ないでください」は、人にダメです、お願いします。使います。そして、この文は誰が誰に言いますか。

S:・・・。

:例です。美術館の人がお客さんに言います。先生が学生に言います。医者が私に言います。

※板書:美術館の人➔お客さん、先生➔学生、医者➔私

👆これが、文型の意味整理・確認です。意味整理のポイントは、簡潔に。ただ短すぎては説明不足になります。最悪なのは長すぎる解説。なぜ長くなってしまうのか。もう一度よく考えてみましょう。

また、導入文型提示後は、すぐ説明するのではなくまず学生に文の意味を問うこと。それが大体で良いので合っていれば、承認する。たとえ間違っていても、その場で否定することだけは止めてください。

T:それから、この「~ないでください」はもう一つ意味があります。見てください。みなさんが国のお母さんに言います。

T:お母さん。私は毎日、勉強していますから、心配しないでください。

板書or文字カード:毎日、勉強していますから、心配しないでください

T:この「~ないでください」はどんな意味ですか。

S:・・・。

T:お母さんに心配します。ダメです。言いますか。ちょっと違いますね。これは、お母さん・聞きます人に、私は大丈夫です!言います。

~ないでください

➀ダメです(禁止)お願い。

②大丈夫です。問題ありません。

※板書

👆「~ないでください」には意味的に大きく2つ、禁止の依頼と相手への気遣いがあります。2つ目の気遣いもテキストで扱われていますので外すことはできません。導入のタイミングとしては、今回のように、2つまとめても良いでしょうし分けても良いと思います。分ける場合は、「ない形」の活用指導が終わった後ぐらいが適当でしょう。

T:そして、この「撮らない」は、動詞の新しい形です。「ない形」と言います。今日はこの「ない形」を勉強します。

※文字カードを指しながら。

【ない形活用指導】

T:では、まず3グループの動詞からです。3グループの動詞を言ってください。

S1:します

S2:来ます

S3:散歩します(名詞語幹のもの)

※教師はその都度板書する。

T:そうですね。3グループは「します・来ます」の2つですね。

 「します」は「ます」を取って「ない」をつけます。

 「きます」は「きない」じゃありません。「こない」です。

 ます ➔ しない  きます ➔ ない  ← 板書(活用表用意)

👆上記のように動詞の活用のルールを指導する。ポイントの1つ目は、3➔2➔1グループの順(活用の難度)。2つ目、ここもまず学生に動詞を答えさせます。3グループはもともと基本2つしかないのでアレですが、1・2グループのように動詞がたくさんあるものについては、学生をテンポよく指名していきましょう。クラスの人数が少ないときなどは、2巡目、3巡目と繰り返し、学生を追い込んであげましょう

※青塗りつぶし。動詞によって色を固定すると良いですよ

T:では、2グループの動詞は何がありますか? S1さんから、言ってください。

S1:食べます S2:借ります… S20さんは?

T:まだ、まだありますね~。はい、S1さん!

S1:…。

ー 2グループ活用指導の流れは、3グループと同様に行ってください。 ー

👉動詞は出つくすまで答えさせる。教師はその間、出た動詞を板書していく。板書した動詞は活用指導後、ドリル用のキューとして使えるので残しておく。動詞の数も3グループに比べ段違いに多いので、テンポ重視で。

T:では、1グループです。1グループは3グループ、2グループより【少し】難しいですが、大丈夫です。

T:1グループは何がありますか?

S1:書きます S2:読みます S3:置きます … S20:…。

T:そうですね、たくさんあります。

※50音表提示

「書き(ki)ます」 ← 板書あるいは活用表

T:「書きます」は、「ます」の前の音が、「ki い」ですね。これが「Ka あ」になります。

「書か(ka)ない」 ← 板書あるいは活用表

※50音表でい段、あ段を交互に指しながら説明。

板書例

「書か(ka)ない」 ← 板書あるいは活用表

※50音表でい段、あ段を交互に指しながら説明。

👉1グループの動詞の中には、「吸います・」のように語幹が「い」で終わる動詞があります。これは、1グループでも特殊な動詞として、指導します。

T:では「吸います」はどうですか?

S:…すあない。

T:す「わ」ない。です。「あ」じゃありません。動詞のここが「い」の動詞はスペシャルです。

吸います ➔ 吸わない

👉たとえば「あります」などもそうですが特殊な動詞の説明は、「specialな動詞」で大丈夫です。特殊動詞は〇だけなので、全部入れてしまいましょう。

1グループのように活用が難しいものについては、ポジティブに指導しましょう。

4、練習(ドリル)

ここまで、場面導入、導入文型提示、文型の意味整理・ない形活用指導まで終わりました。次は、初級授業の「肝」であるドリルです。このドリル、型の上では4番目ですが、厳密には何番目ということはありません。というかドリルは都度やります!

例えば、導入時に「美術館の人」で学生には提示しましたが、ここを「監視員です」ということで入れても良い訳です。

そして、監視員をかんたんに説明し、では言ってください。T:監視員 S:監視員 みたいなこと、これも「コーラス」とか「ミムメム」と言われる立派なドリルです。

「ドリル」についての基本中の基本を記事にまとめました。ドリルとはどういったものなのか。どんなものがあるのかなど知りたい方は、下記からをどうぞ。

👉初級日本語はドリルが全て!効果的なドリル7選を解説します

練習・ドリル編】

ー 続き -

T:では、動詞をない形で言ってください。食べます。

S:食べない。

 ※動詞の文字カードを切っていく。

表(ます形)裏(ない形)が基本。漢字表記を推奨します。

👉【変換練習:単語レベル】

単語レベルでない形を導入した順(3➔2➔1グループ)にそれぞれで行います。

T:いれます・います・おきます・あびます・みます・でます・かります・ねます・とめます・かけます

S:いれない、いない、おきない…かけない。

👉【変換練習:Cue(キュー)出し】※cueとは、手掛かり、合図となる言葉のことです。

変換練習の際のキューは10個は用意するよう意識しましょう。とはいえ、この段階では動詞にも限りがありますので、不自然(非文)にならないよう気をつけてください。たとえば、3グループで「勉強しないでください」みたいな感じです。

T:いいですね。今度は、文を言いますから、~ないでください。で言ってください。

※文字カードまたは、板書「~ないでください」

👉【変換練習:文レベル】

T:1、となりの人をみます。

2、電話をかけます。

3、ここで寝ます。

 4、車を止めます。

5、シャワーを浴びます。… ←Cue出し。

S:1、となりの人をみないでください。…5、シャワーを浴びないでください。

👉文レベルのキュー出しは、文字カードでなくても構いません。口頭でも良いです。ただ、クラスのレベルによっては、視覚情報が必要な場合もあるので何とも言えませんが、管理人は基本、口頭でGO!という考え方です。

T:では、次は1グループです。ない形で言ってください。書きます。

S:書かない。

※2グループ同様、単語レベル➔文レベルとドリル。

【単語レベル】

T:のみます・いきます・はいります・いそぎます・まちます・はなします・かえります・すいます・あいます・なくします・ぬぎます。… ←Cue出し

S:のまない・いかない…ぬがない。

【文レベル】

T:1、お酒をのみます。

   2、在留カードをなくします。

   3、ここで話します。

   4、タバコを吸います。

   5、ここにはいります。… ←Cue出し。

T:はい、良いですね。では教科書で確認しましょう。

※練習A-1・2に対応した練習B-1を実施する。口頭でも、実際に書かせても良いです。

👉教科書の練習B問題は、確認程度(時間調整)で構いません。その代わり、オリジナルのドリルをたくさん用意しましょう。

※ 場面再導入 ※

【理由】+ないでください

~ですから、~ないでください

T:美術館は、写真はダメでした。では、この人はどうですか。

  ※言いながら絵カード「走る人」提示

S:だめです。

T:そうですね。だめですね。どうしてダメですか。

S:危ないです(から)

T:そうですね。美術館の中を走ります。危ないですね。では、みなさん。この人に言ってください。

S:走らないでください。

T:そうですね。危ないですから、走らないでください。と言いますね。

文型導入:危ないですから、走らないでください。

👉ここではメリハリをつけるため場面の再導入という形を取りましたが、ドリルの延長ということで、もっとサクッと行っても構いません。

T:ないでくださいの前に、理由を言いたいです。~ですから、~ないでください。言いましょう。

文字カード:~ですから、~ないでください 提示

【代入ドリル】

T:では、こことここを言いますから、全部言ってください。

  ※先ほどの文字カードを指して。

1、禁煙です・タバコを吸います。

2、大切です・忘れます。

3、暑いです・エアコンを消します。

4、テストです・となりの人を見ます。

5、教室です・食べ物を食べます。

6、寒いです・窓を開けます。

7、授業です・寝ます。

8、まだ終わっていません・帰ります。

9、まだ書いています・消します。

10、コロナウイルスです・でかけます。

【 練習C 】

T:では、教科書の〇ページを見てください。練習C会話の練習です。これは誰と誰が話していますか。

S:・・・・。

👉ここでもまず学生に振って考えさせましょう。

T:まず、私がします。よく聞いてください。

 A:

 B:

T:では、みなさんがAさん、Bさんになって話しましょう。

※A、Bの会話を教師が読んで、実演して見せる。その後、クラスの学生をA、Bの2つに分け音読させる。その際、アクセント、イントネーションに注意する。

👉練習Cは、習った文型を会話の中でどう使うのか分かりやすく示しています。会話なので、ポイントとしてはまず教師が読むだけではなく、ちゃんと設定人物を実演することです。

以上、ドリル編です。

初級はとにかくドリルです。ドリル・ドリル・ドリルです。教師側の意識として学生に上手く教えようというより、学生の口をいかに動かすかという点に注力すべきです。

大事なことなので、もう一度言わせてください。

いかに発話(声に出すこと)させるかがほんっっっとに重要! 教師じゃなくて。

そのためには何ができるかを考えましょう。

5、まとめ

以上が、教案作成における型、そして「ない形➔ないでください」までの教案になります。今回は触れなかった、新しい言葉・語彙の導入については別の記事でまとめていこうと思います。

【本記事での教案】

  ★みんなの日本語Ⅰ第17課★ 

  導入文型:~ないでください

  練習A-1 【ない形】

  練習A-2 【ない形】+ないでください

  練習B-1、2

  練習C-1

この記事では、Lesson2で場面が決まれば70%終わったようなものと述べました。残りの30%は作業だと。これは実感です。

とはいえ、この「型」に慣れるまではある程度時間がかかるのは仕方のないことです。

私自身、養成講座に通っていた当時、講師だった先生に言われたこと。

「1年も続けられたら、教案で苦労することはなくなりますよ。」

その通りです。(が、13年続けられた今は別の苦労が絶えません…。)

この言葉に私なりに数字を加え言い換えるとしたら、こうなります。

週に2クラス(教案2本で、6~8時間程度)教え、それを3カ月続けることが出来れば、やっていけます」➔非常勤として。

週に3クラス(教案3本で、9~12時間程度)教え、それを6カ月続けることが出来れば、やっていけます」➔常勤として。

誰でも最初は未経験からのスタート、そして教案書きは大変な作業です。

しかし、もしあなたが専任を志望するなら週3クラス、3本の教案は書いた方が良いでしょう。少しでも早く、「書く」という作業に慣れることが大事です。

別に専任なんて考えていないという方でも、週2回はタイプの違うクラスを教えた方が良いです。

なぜなら、生きた教材からたくさん学ぶべきだと思うからです。教科書の分析だけでは、決して得られない「学び」がたくさん教室にはあります。

「教案」書きましょう。書いて書いて書きまくりましょう。

最後に、学校独自の教案がありそれを使って教える(教えさせよう)という学校サンも増えて来たように思いますが、とんでもない話です。

【おまけ】教案のフォーム。無料ダウンロード(Excel&Word)

さて、最後になってしまいましたが、教案のフォームに関してはこちらをお使いください。フォームで悩むのって時間の無駄なので。

Excel、Wordそれぞれご用意しています。いたってシンプルなものです。

たまに「教案はWord、Excelどちらがいいんですか?」といった質問を受けることがありますが。

結論。

どっちでも良い」です。あなたの書きやすい方で。

ただ教案を指導している経験から言うと、Word派の方が圧倒的に多いです。

まあ文書作成なので当たり前と言えば、当たり前ですが。

管理人自身は、ずっとExcelです。親和性の問題で、Wordはそれまでほとんど使ったことがなく、そもそも選択肢にすらなっていなかっただけです。

それと、偶然ですが養成講座時代の先生もExcel派だったということがあると思います。

教案フォームのポイント

➀所要時間

②指導項目(スクリプト本文)

③備考欄

3つあればOKです。

教案作成のおすすめ図書

教案を書く上で、なくてはならない参考図書。管理人がおすすめする参考図書7冊ご紹介したいと思います。教案作成時の心強い味方です。↓↓↓からどうぞ。

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